アルトマン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
アルトマン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
◇オープンAIのアルトマン氏訪韓へ カカオとの提携発表

 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米オープンAIのサム・アルトマン最高経営者(CEO)が韓国で4日に開かれる同社のワークショップに参加する。業界関係者が3日、伝えた。アルトマン氏は韓国滞在中、IT大手「カカオ」との協業を発表する見通しだ。中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」の低コスト・高性能AIに世界の注目が集まる中、これに対抗するための本格的な拠点づくりを急いでいるものとみられる。

◇サムスントップに控訴審も無罪判決 経営権継承巡る不正疑惑

 経営権継承を目的にサムスングループ傘下企業の不当な合併を指示・承認したとして資本市場法違反などの罪に問われた同グループ経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長の控訴審判決が3日、ソウル高裁であった。高裁は一審に続き、無罪判決を言い渡した。二審で高裁は、両社の合併が李氏の経営権継承と支配力強化のために不当に行われたとする検察の主張を認めなかった。また、両社の合併報告書が同氏の経営権継承のために改ざんされたという主張も受け入れなかった。検察は懲役5年と罰金5億ウォン(約5300万円)を求刑していた。

◇尹氏逮捕状発付の地裁で暴動 63人を逮捕

 警察は警察庁の定例記者会見で、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の逮捕に反発し、逮捕状を発付したソウル西部地裁で暴動を起こしたとして検挙された尹氏の支持者ら99人のうち63人を逮捕し、このうち62人を送検したと明らかにした。もう1人についても今週中に送検する予定だという。警察は先月18~19日に同地裁に侵入した人物や暴動を起こしたデモ隊など86人を検挙するとともに、さらに13人を特定。このうち5人の身柄を拘束し、3人は自首した。警察は他の3人についても行方を追っている。

◇尹氏「党が一つになり国民に希望を」 与党執行部と面会

 内乱罪で起訴されソウル拘置所に収容されている尹錫悦大統領は、面会に来た与党「国民の力」の執行部メンバーらに対し、「党が一つになって20代や30代の若者をはじめとする国民に希望を作ってほしい」と伝えた。同党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)国会議員が面会後、記者団に対して明らかにした。面会には羅氏のほか、臨時執行部トップの権寧世(クォン・ヨンセ)非常対策委員長と権性東(クォン・ソンドン)院内代表が参加した。

◇ソウルに寒波警報・注意報 今年初

 ソウル市は3日午後9時をもって市内北東部に今年初の寒波警報を発令し、その他の地域には寒波注意報を発令すると発表した。寒波警報と注意報は2日以上にわたって最低気温がそれぞれ氷点下15度、氷点下12度を下回ると予想される場合などに発令される。ソウル市と同市の25区は寒波による被害を最小限に抑えるため、寒波総合支援状況室を稼働させて24時間の非常勤務に入る。また、市は寒波が予想される4日午前9時から6日午後6時まで、水道メーターの凍結予報のうち上から2番目の「凍結警戒」段階を発令する。


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