同研究チームは、実際に感情労働に従事する労働者を対象に顧客相談のデータセットを構築。コールセンターにおける顧客への対応シナリオを開発し、31人の労働者の音声、行動、生体信号などのデータを収集した。
労働者の音声データから、その特徴を計176種類抽出。時間帯や周波数、音調など多様な特徴を割り出したほか、労働者の抑制された感情を推測するため、生体信号から出される追加的な特徴も抽出した。
また皮膚電位、脳波、心電図、体温など計228の特徴を割り出し、9種のAIモデルが学習して比較・評価を行った。
結果、学習モデルはスタッフの感情的な作業不可が高い状況とそうでない状況を87%の確度で区分できたという。
イ教授は「開発した技術を、感情労働に従事する人の精神的健康管理のアプリと連動し、実証していく」と述べた。
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