デジタルドアロックは火災時に避難できるよう、高温になっても手動レバーでドアを開けられる構造でなければならない。
消費者院はこれを確認するため、閉まった状態のドアロックを30分の間に常温から270度まで熱して10分間維持し、手動レバーが作動するかどうかを確認した。
その結果、10製品のうち3製品は手動レバーが溶け、ドアを開けることができなかった。
また、リチウムイオンバッテリーを電源として使用する5製品は、170~260度でバッテリーが発火・爆発した。
韓国製のデジタルドアロックにはリチウムイオンバッテリーを使用できないが、5月7日から使用が可能になるため、消費者院は購入する場合は必ず国家統合認証マーク(KC)を取得した製品を選ぶよう勧告した。
このほか、1製品については非常用の電源供給端子がなく、バッテリーが放電した際に外部からドアを開けることができなかったと指摘した。
同院はアリエクスプレスに対しこれらの問題点を伝え、アリ側は該当製品の販売を中止して購入した消費者に返金することを決めた。
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