“薬物使用”俳優ユ・アイン、執行猶予減刑で釈放…イ・ビョンホンとの主演映画「勝負」公開時に公の席に登場なるか?
“薬物使用”俳優ユ・アイン、執行猶予減刑で釈放…イ・ビョンホンとの主演映画「勝負」公開時に公の席に登場なるか?
俳優のユ・アインが釈放された。映画「勝負」の公開前の執行猶予減刑に、今後の動きが注目される。

ユ・アイン の最新ニュースまとめ

 18日午後、ソウル高等裁判所刑事5部は、麻薬類管理に関する法律違反などの疑いで起訴されたユ・アインに対して、懲役1年に執行猶予2年、罰金200万ウォン(約20万円)を宣告した。

 以前、検察は、懲役4年を求刑していた。ユ・アインは控訴審で減刑され、拘置所から釈放された。裁判部は、「罪質がよくなく、非難の余地が大きい点は、不利な情状」とし、「さまざまな量刑条件などを総合すれば、1審で宣告した刑は重い」と明らかにした。

 これにより、ユ・アインは映画「勝負」の公開を控え、絶妙なタイミングで釈放された。来月26日に劇場で公開される映画「勝負」は、韓国囲碁の伝説チョ・フンヒョン(イ・ビョンホン)が、弟子のイ・チャンホ(ユ・アイン)に敗れた後、再び頂点に挑戦する話で、公開が延期された作品。

 「勝負」は、2023年にNetflixを通じて公開される予定だったが、ユ・アインの薬物使用問題により延期された。「勝負」は、Netflixではない、劇場公開に決定された。

 「勝負」の公開を約1か月後に控えた時点で釈放されたユ・アインが、公式席上に姿を現すかも最大の関心事だ。「勝負」を皮切りに、これまで公開されなかったユ・アインの作品が公開されるのかにも関心が集まる。

 これに先立ち、2020年9月から2022年3月まで、プロポフォールやケタミンなどの薬物を181回使用した。この他にも、他人名義で44回にわたり睡眠薬を不法処方された疑いも受けた。

 これに対して裁判部は、昨年9月、ユ・アインに懲役1年に罰金200万ウォン、追徴金154万ウォンを宣告し、法廷拘束された。

 検察とユ・アイン側のいずれも、量刑不当を理由に控訴を提起し、ユ・アインは、控訴審で執行猶予に減刑された。ユ・アインが拘束5か月ぶりに囚人服を脱ぐなか、釈放後の動きに注目が集まっている。
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