「V&JUNG KOOK偽映像流布」タルドク収容所、787万円賠償に不服…控訴状提出
「V&JUNG KOOK偽映像流布」タルドク収容所、787万円賠償に不服…控訴状提出
グループ「BTS(防弾少年団)」VとJUNG KOOKの虚偽映像を制作して拡散した疑いを受けているYouTubeチャンネル「タルドク収容所」の運営者が1審判決に不服を示した。

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19日、スターニュースによると「タルドク収容所」の運営者A氏はこの日、裁判所に1審判決に不服する意味の控訴状を提出した。

14日、ソウル西部地方裁判所はVとJUNG KOOKと彼らの所属事務所Big Hit MusicがA氏を相手に提起した損害賠償訴訟判決宣告日に一部勝訴の判決を下した。

裁判部はA氏にBig Hit Musicに5100万ウォン(約5258万円)、Vに1000万ウォン(約104万円)、JUNG KOOKに1500万ウォン(約155万円)で、合計7600万ウォン(約787万円)を支払うよう判決した。これに加えて遅延利息と訴訟費用もA氏が負担するよう伝えた。

「タルドク収容所」は有名人の虚偽情報が収められた誹謗(ひぼう)映像を制作し、これを通じて2021年6月から約2年間で2億5000万ウォン(約2589万円)の収益を上げたと把握されえいる。これに「IVE」を筆頭にカンダニエル、「aespa」など様々なK-POPアイドルが名誉毀損(きそん)の疑いなどでA氏を訴え、現在まで裁判が進行中だ。

Big Hit Musicも昨年3月、A氏がVとJUNG KOOKの虚偽事実が収められた映像を制作してメンバーの名誉を毀損したとして9000万ウォン(約932万円)相当の損害賠償請求訴訟を提起した。またA氏が所属歌手の著作物を無断使用したとし、1億1000万ウォン(約1139万円)を賠償しなければならないと主張した。

ただし、A氏側は先の弁論期日で「映像を掲載したのは認めるが、見解開陳であるだけで虚偽の事実摘示に対する名誉毀損には該当しない」と主張し、「該当するとしても一部の内容は虚偽ではなく、公共の利益のために制作した」という立場を明らかにした。

こうしてA氏が1審判決に不服を示して控訴状を提出した中、今後の裁判の結果に関心が集められている。
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