ソウル市議会で答弁する呉世勲市長(同市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ソウル市議会で答弁する呉世勲市長(同市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】今年3月に予定されていた韓国首都圏の地下鉄運賃の値上げが1~2カ月先送りされる見通しだ。

 呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は21日のソウル市議会で、3月に地下鉄運賃が値上げされる可能性について質問され、「支障が生じ、1~2カ月遅れる可能性があると報告を受けた」と答弁した。

 運賃の値上げはソウル市、京畿道、仁川市、韓国鉄道公社(コレール)が合意する必要があるが、これに関する議案が京畿道議会の20日の本会議で可決されなかったという。

 ソウル市は2023年10月7日から地下鉄の初乗り運賃をこれまでの1250ウォン(交通系ICカード利用時、約131円)から150ウォン引き上げた。翌24年下半期にさらに150ウォン引き上げる方針を示していたが、政府の物価抑制方針を受け延期していた。

 150ウォン引き上げるソウル市の方針について、京畿道、仁川市、KORAILは今年3月ごろから適用することで合意していたが、京畿道議会でこれに関する議案が可決されなかった。


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