火災のあったヴィラの玄関扉を強制開放した消防当局が損害賠償をする状況に置かれた。

23日、クァンジュ(光州)北部消防署によると、1月11日午前、光州北区シンアン洞の4階建ヴィラの2階にある家で火災が発生した。出動した消防当局は家ごとに玄関ドアを叩いて避難を誘導した。

7人は避難したり、救助が行われたたりしたがドアが開かなかったり、応答がなかった6世帯は当局が玄関扉を強制的に開放した。この過程で玄関扉、ロック装置などが破損し、800万ウォンの賠償費用が出た。

普通火元となった家が火災保険を通じて賠償しなければならないが、今回の事故は火元の家主が死亡して賠償が不可能だった。他の世帯も火災保険に加入しておらず、賠償費用を北部消防署に請求した。

消防士は活動中の損失に対して行政補償責任保険で処理することができるが、強制開放などは該当事項がないとし、保険会社に支給を拒否されたと伝えられた。

事故関連予算が1,000万ウォン組まれているが、一度に60%を使うのは難しいというのが消防署の立場だ。北部書は強制開放が避けられない状況だったとし、賠償方法を講じる計画だと伝えた。
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