同通信は、空母化に向けた改修が進められている日本の護衛艦と米・仏軍の空母がフィリピン近海で実施した初の共同訓練に言及。アジア太平洋地域で「力の均衡」が破壊される危険を招き、新たな衝突の構図が形成される主な要因として日本を挙げた。
また、日本と米国、英国など約10カ国が参加するパラシュート降下訓練が日本で実施されたことについて「周辺国に対する不意の侵略を狙った最大規模の降下訓練」と反発した。
朝鮮中央通信は、日本が米日豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」などへの参加に続き、米英豪3カ国の安全保障枠組み「オーカス」への正式加入を推進しているとし、「米日韓3カ国軍事同盟体制を基軸とする『アジア版北大西洋条約機構(NATO)』とNATO加盟国との軍事協力関係を構築しようとする米国の策動に便乗し、誰よりも威力を振るった」と批判した。
さらに、「『専守防衛』の境界線とはかけ離れたところに事実上の空母まで投入し、外勢侵略武力と協力している現実は、軍国主義者らの海外侵略の野望が本格的な実行段階に達していることを示唆する」と強調した。
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