韓国チェジュ(済州)西部警察署は、40代の中国人A氏を 道路交通法違反(飲酒運転など)、公文書偽造・行使の容疑で拘束送致したと4日、明らかにした。
A氏はことし1月24日午前6時20分ごろ、済州市エウォルウプ(涯月邑)で、無免許のまま飲酒運転をした疑いが持たれている。
摘発当時、A氏の 血中アルコール濃度は免許停止レベル(0.03~0.08%) だったが、警察官に偽造の永住証を提示したことが確認された。
警察は、A氏の滞在情報の写真と提示された永住証の写真が異なることを不審に思い、捜査を開始した。生体認証分析の依頼などの過程を経て、偽造の証拠をつかんだ。
調査の結果、A氏は 2023年6月ごろ、オンライン上でブローカーを通じ、約50万ウォン(約5万1000円)を支払い、他人名義の永住証を入手し、偽造したことが明らかになった。
また、犯行当時にA氏が乗っていた 車両の所有者も別人であることが判明した。
警察はA氏の行方を追っていたところ、 済州出入国・外国人庁に収容されていることを確認し、逮捕状を申請した。
A氏は 7年間、未登録の移住労働者として滞在しており、強制送還の3日前である先月26日に逮捕状が発付され、執行された。
また、 A氏に車両を提供した韓国人の人材派遣事業者の所長についても、無免許運転を幇助(ほうじょ)した疑いで捜査を進める方針である。
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