≪韓国ドラマNOW≫「魔女-君を救うメソッド-」2話、父親までも死に至らしめたノ・ジョンウィの悲劇＝視聴率3.0％、あらすじ・ネタバレ

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

韓国ドラマ「魔女-君を救うメソッド-」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想



CHANNEL Aドラマ「魔女-君を救うメソッド-」2話（視聴率3.0％）では、悲劇の種になって世の中から自らを断絶したミジョン（ノ・ジョンウィ）の話が描かれた。


幼い頃からミジョンの周辺には特にけがをしたり死んだりする人が多かった。母親でさえ自分を産んでからこの世を去り、ミジョンの誕生日はすなわち母親の命日となった。大きくなればなるほど変なことはもっと頻繁に起き、けがをする人は大部分が男の子たちだった。輪ゴム遊びをしていた幼いミジョンにいたずらをしていた男の子はマンホールに落ちて大けがをし、ホワイトデーにキャンディーをあげた男の子は自転車に乗って帰る途中、車にはねられた。ミジョンと話していた同じ教会に通うイクジョン（チュ・ジョンヒョク）は真冬に突然スズメバチに刺された。

学校でも大小の事故が絶えなかった。事故にあった男子生徒たちは、なぜかミジョンを避けていた。雨の日にミジョンに告白したジョンファン（ペ・ユンギュ）が雷に打たれて死亡し、彼女が「魔女」だといううわさが広がった。ミジョンはその日以降「ジョンファンが私に会わなかったら死んでないのではないか」という罪悪感に苦しめられ、人に会うのが怖くなった。それで静かに隠れるように学校に通った。

それにもかかわらず、事故は続いた。年が変わり3年生になった年、同じクラスのサンホ（パク・サンフン）がミジョンに自分の気持ちを告白した後、感電死したのだ。ミジョンと一緒にいた男子生徒が再び死に、彼女に向けられた学生たちの冷たい視線と言葉が短刀のように刺さった。この全てがミジョンは身に染みるほど悲しくて胸が痛かったが、哀悼することさえできなかった。すでに「魔女」と烙印を押された彼女は学校のどこにも居場所がなかった。それが学校を消え去った理由だった。

ミジョンの父ジョンス（アン・ネサン）も娘をめぐるうわさについて耳にした。娘がこれまで友達や学校について一言も話さなかった理由をようやく理解した。ところが子どもたちがみんなでミジョンを「魔女」と呼ぶ時、ドンジン（「GOT7」ジニョン）だけが「絶対にその子は魔女ではない」と言っていた。学校内のベンチに「パク・ミジョンは魔女」と書かれた落書きを消していた彼は、これを証明する方法を何とか見つけ出すと言って目を光らせた。方法も対策もなしにただ違うとだけ言うドンジンだったが、ジョンスはなんとなくその答えが気に入った。

世の中から自らを断絶させたミジョンは、その後一度も家の外に出なかった。みんなが自分のことを忘れてくれることを願って部屋の中で隠れて過ごした。そのように過ごしているうちに忘れられると思ったが、うわさはむしろ村の隅々にカビのように広がっていった。親たちさえ息子がけがをしたことをミジョンのせいにし、村ではミジョンが男子生徒たちを惑わしているといううわさが流れた。娘の名前が良くない話に挙げられるため、ジョンスの心は限りなく乱れた。

それで一生を送った地を離れ、ソウルに引っ越すことを決心した。ジャガイモ農業をうまくやって引越しの元手を用意する計画も立てた。ところが「死の法則」はミジョンを放っておかなかった。ジョンスが毎日のように娘についてひそひそと話す村の人たちと戦って農作業を手伝う人手が足りなくなると、ミジョンが手伝うと言って畑に出た。ところが、よりによってそこで毒蛇にかまれることになるとは夢にも思わなかった。倒れた娘のところへ走ってきたジョンスは、ひどい歯周炎を病んでいるにもかかわらず、自分の口でその毒を抜くために奮闘した。

ミジョンが気を取り戻して目を開けた時、すでに体に毒が広がった父親は死にかけていた。その一方で、ジョンスは絶対にこれを知られないようにと思い、「家に帰れ」と集まった村の人々を追い払うなど、最後まで娘の心配ばかりしてこの世を去った。そんな父親を抱きしめたミジョンは声を張り上げて泣いた。

ミジョンはもう完全に一人になり、父親まで殺した「魔女」になった。彼女にできることは逃げるように村を離れることだった。それから10年後、逃げ出した自分だけの世界でもミジョンはひどい寂しさに耐えていた。