ザ・ピンクフォンカンパニーのキャラクター(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ザ・ピンクフォンカンパニーのキャラクター(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】幼児・子ども向け教育ブランド「ピンキッツ」を展開する韓国コンテンツ企業のザ・ピンクフォンカンパニーは12日、人気キャラクター「ベイビーシャーク(サメのかぞく)」の誕生10周年を迎え、日本法人設立などの内容を盛り込んだ成長戦略を発表した。

 同社は米国、中国、香港、シンガポールに続き5番目の海外法人を日本に設立し、キャラクター事業を強化する。IP(知的財産権)競争力と高品質なコンテンツを基盤にコンテンツの配給、ミュージカルなどの公演、各種提携事業を展開する計画だ。日本法人のトップはチュ・ヘミン事業開発総括取締役が兼任する。

 各IPの新規コンテンツも年内に公開する。

 アニメーション映画シリーズ「ピンクフォンシネマコンサート」の続編を公開するほか、「ベイビーシャーク」10周年を記念したロンドン交響楽団とのコラボレーション、ポップアップテーマパークなど多様なコンテンツを発表する予定だ。

 動画投稿サイト「ユーチューブ」で累計再生回数260億回を記録した「ベベフィン」はシーズン4が始まる。

 同社はこのほか、累計再生回数140億回のユーチューブチャンネル運営ノウハウを活用してチャンネル・広告運営コンサルティングサービスを提供するなど、B2B(法人向け)ソリューションビジネスの事業規模も拡大する。

 また、インターネットマルチメディア放送(IPTV)のオリジナルコンテンツや多文化・特殊教育機関とのパートナーシップを通じたアプリサービス事業も強化。京畿道教育庁傘下の21の幼稚園と小・中学校では、多文化家庭(国際結婚家庭)の児童向けの基礎学力プログラムとしてアプリ「ピンクフォンプラス」を採択し、今年から本格的に導入する。


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