同社は、現金確保などによる企業価値向上の観点から両社の協議を経て売却を決めたと説明した。売却の時期と方式は決まっていない。
ポスコホールディングスは両社の協力関係を強化するため、2000年代初めから日本製鉄の株式を一定割合保有し、日本製鉄もポスコ株を保有していた。
同社の関係者は、2000年代初めから半ばに両社が相互に株式を取得したのは敵対的M&A(合併・買収)を防ぐためだったとし、現在は相互に株式を確保しておく理由がなくなり、合意の下に売却することが決まったと説明した。
そのうえで「両社の戦略的提携関係には変わりがなく、日本製鉄も昨年ポスコホールディングスの株式を売却する際に戦略関係は継続すると発表した」と伝えた。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40