ADOR、「NewJeans」公式グループ名強調も…「NJZ」商標権出願で対立激化

「NewJeans」（「NJZ」）がグループ名を巡りADORと対立している中、商標権を出願したことで対立の溝が深まる様相を呈している。

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　「NewJeans」のメンバー、ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインは、新しいグループ名である「NJZ」を発表する前日、商標権を出願したことが明らかになった。出願人はミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインである。

　KIPRIS（知識財産情報検索サービス）によると、メンバーたちは「NJZ」ロゴをはじめ、広告業、グッズ販売など10部門の商標権を出願した。これは「NJZ」というグループ名発表の前日である先月6日に行われた。

　「NJZ」商標権出願のニュースが遅れて伝えられたことで、ADORとメンバー5人の対立の溝はさらに深まると見られる。

　先月10日、ADORは「NJZ」の名前に関連して立場を表明した。当時、ADOR側は「『NewJeans』のメンバーたちがADORと協議されていないグループ名で活動する計画を明らかにし、出入り記者の方々の間で混乱した状況が発生しており、多数の問い合わせをいただいている。『NewJeans』メンバーたちとADORとの専属契約は法的に有効であり、解除されたというのは一方的な主張だ」と述べた。

　そして「当社はADORが専属契約に基づくマネジメント会社（企画会社）の地位にあることを認められる仮処分とともに、専属契約有効確認の訴えを提起し、裁判所の判断を待っている。記者の方々には、記事作成時に適法な契約に基づく『NewJeans』という公式グループ名を使用してほしい」と立場を明らかにした。

　その後、メンバー5人が「NJZ」公式アカウントを開設すると、ADORは再び「『NewJeans』にはファンとコミュニケーションをとるための公式SNSとYouTube、TikTokアカウントがあり、これら以外のすべてのアカウントは専属契約上、事前協議なしに開設されたものだ」とし、混乱を招かないよう要請した。

　しかし、メンバー5人は21日から香港で開催される「ComplexCon Hong Kong」に出演し、「NJZ」として初の活動に乗り出す予定だ。メンバー5人とADORは引き続き対立を深めている。