韓首相は「(南東部の)義城で発生した山火事がきのうの一日、安東、清松、英陽、盈徳までわずか数時間で広がるなど、これまで経験したことのない被害が懸念されるため、鎮火にすべての力を集中しなければならない」と強調した。
また、「今回の災害が過ぎれば、私たちが国土を管理してきた方式についても深く考えなければならない」とし、「今回の山火事が鎮火され次第、政府はこれまでの山火事への対応と予防にどのような点が不足していたかを点検し、深く反省した上で改善策を講じる」と表明。「山火事の主な原因である違法な焼却行為に対する取り締まりをさらに強化し、違反者に対しては関連法令に基づいて厳正に措置する」と述べた。
中央災難(災害)安全対策本部によると、山火事により26日午前9時までに18人が死亡し、6人が重傷、13人が軽傷を負った。1万7534ヘクタールの山林が山火事の影響を受け、被害を受けた住宅や工場、寺院などは計209カ所に上った。避難所に避難した被災者は2万7079人に達する。
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