ソウル市、寂しい人に開かれた「心のコンビニ」を開設へ=韓国
ソウル市、寂しい人に開かれた「心のコンビニ」を開設へ=韓国
ソウル市が3月末、「ソウル心のコンビニ」4か所を開設すると発表した。

ソウル心のコンビニはクァナク(冠岳)、カンブク(江北)、トボン(道峰)、トンデムン(東大門)の4区にある、総合社会福祉館内に造成される。27日の江北店を皮切りに、31日まで順次オープンする。

同施設は、2024年10月にソウル市が発表した「寂しさのないソウル」の中核事業の一つだ。2027年までに、区別に1か所を開設していく。寂しさに関する自己診断のほか、専門家・孤立を経験した人への相談、寂しさ克服プログラムを実施。コミュニケーションスペースも設ける。

寂しさや孤立の度合いは、簡単な五つのチェックリストで診断できるようにしている。結果により孤立を経験した人もしくは社会福祉士に相談し、孤立を克服した体験を共有。寂しさの解消に必要な情報を受けられる。必要時には孤立した家庭を救済する機関によるサービスも受けられる。

さらに同施設では、食品も提供する。食品は2024年12月、寂しさのないソウルのための業務提携契約をソウル市と締結した、食品大手の大象とプルムウォン食品が寄付するものだ。ソウル市職員も、約850個のインスタントラーメンを寄付したという。

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