ソウル大学教授会は26日、イム・ジョンムク会長の名義で公開書簡を出して、「皆さんの復帰問題は私たちの医療の未来と直結した重要な懸案」とこのように明らかにした。
教授会は「学校に戻って専攻医および教授らとともに大韓民国の医療の未来をつくってくれることを切実にお願いする」と述べた。
続けて、「医療人が社会から尊敬される最も大きな理由は、患者と国民のために私事にこだわらずに献身と奉仕をするため」と強調した。
また、「教授らは皆さんが安全に復帰して学業に専念できるよう配慮し、最善を尽くすだろう」と述べた。
ソウル大学医学部が定めた休学医大生の復帰タイムリミットは27日午後5時だ。
ソウル大学だけでなく、医学部の大多数は3月末を復帰タイムリミットに定め、未復帰の医大生に対する除籍手続きに突入した状態だ。
21日、キョンブク(慶北)大学・コリョ(高麗)大学・ヨンセ(延世)大学を皮切りに、24日にはコニャン(建陽)大学・チョンナム(全南)大学が復帰申請を締め切った。
27日にはソウル大学をはじめ、イファヨジャ(梨花女子)大学、プサン(釜山)大学、チェジュ(済州)大学などが登録・復学申請を終える。この他にも28~31日までに復帰申請を終える大学もある。
締め切り期限が過ぎた学校の場合、未復帰の医大生に除籍予定通知の手続きを踏んでいる。
延世大学は未登録の医大生398人に郵便で除籍予定通知書を送った。これは延世大学医学部の学生全体(881人)の45.2%に達する数字だ。
高麗大学の場合、医大生のうち30%程度が除籍予定通知の対象に入ったものとみられる。全南大学は未登録・未復学の医大生650人に除籍予定通知書を発送することにした。
教育部(日本の文部科学省に相当)は今月末まで医大生の復帰推移を見守るものの、復帰者保護のために登録現況などは公開しないことにした。
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