27日午前9時40分現在、韓国山林庁のリアルタイム山火事情報によると、キョンブク(慶北)ウィソン(義城)の山火事の鎮火率は68%だ。午前5時基準の鎮火率は54%だった。
キョンナム(慶南)サンチョン(山清)の山火事は鎮火率90%を突破した。山清の山火事は21日に発生し、きょうまで鎮火されずにいるが、午前5時基準の鎮火率77%から上昇した状態だ。
このほかウルサン(蔚山)ウルジュ(蔚州)の山火事はきょう午前、鎮火率が76%から98%に上昇した。
しかし、慶北義城から火が燃え移ったアンドン(安東)、ヨンドク(永徳)、ヨンヤン(永陽)、チョンソン(清松)一帯の地域は小雨が予想されているが、山火事の鎮火に大きな影響を与えることはないとみられる。きょうの予想降水量はチェジュ(済州)5~30ミリメートル、首都圏・カンウォン(江原)ヨンソ(嶺西)・チョンナム(全南)南海岸・プサン(釜山)慶南南海岸5~10ミリ、チュンチョン(忠清)・ホナム(湖南)(全南南海岸を除く)・ウルサン(蔚山)・慶南(南海岸・西部内陸を除く)5ミリ前後、江原ヨンドン(嶺東)・テグ(大邱)・慶北・慶南西部内陸・ウルルンド(鬱陵島)5ミリ未満だ。
きょう午前5時基準の山火事の鎮火率は安東が52%、永徳10%、永陽18%、清松77%だ。
全国的な山火事により予想される被害面積である「山火事影響区域」は3万6009ヘクタールを超えた。災難的な山火事による死亡者は26人、重症者8人、軽症者22人で、住宅や工場、文化財など325か所の施設も被害を受けた。また、計3万7085人の被災者が発生した。
当局は全国に消防ヘリと人員を投入し山火事の鎮火に総力を尽くしている。慶南山清にはヘリ28機、人員2002人が投入されており、慶北義城はヘリ41機、人員3025人が山火事の鎮火に当たっている。安東はヘリ16機、人員908人が、永徳はヘリ13機、人員661人だ。
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