地域別では慶尚北道が死者22人、重傷者3人、軽傷者16人で死傷者が最も多く、慶尚南道は死者4人、重傷者5人、軽傷者4人、蔚山市は軽傷者2人となっている。
避難した住民は同日午前5時の時点で3万7185人だった。このうち被害が最も大きい慶尚北道の義城郡と安東市が2万9911人を占めた。避難後に帰宅した人は2万485人、避難を続けている人は1万6700人だった。
消火活動は計10地域で行われており、被害面積は過去最大だった2000年の東海岸の山火事(2万3794ヘクタール)を大きく上回る3万6009ヘクタールに上る。
21日に南部の慶尚南道山清郡で発生した山火事は1週間が経とうとする現在も消火活動に大きな進展は見られない。
地域別の鎮火率は山清郡と隣接する河東郡が77%、義城郡が54%、安東市が52%、青松郡が77%、蔚山市蔚州郡温陽邑が76%。義城郡から山火事が広がった盈徳郡は10%、英陽郡も18%にとどまっている。
蔚州郡彦陽邑と慶尚南道金海市では消火が完了した。
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