これに対し原告側の弁護士は、裁判所が教育当局の責任を認めたにもかかわらず賠償額を引き下げたのは不当だとして控訴する方針を示した。
問題となった試験はソウルの高校で行われ、1時間目の国語で終了時間を誤認した試験監督が約1分30秒早くベルを鳴らした。
学校側は、2時間目の試験終了後に再び国語の試験用紙を配布。追加で1分30秒間の解答時間を与えた。
これに対し、受験生らは学校側のミスで被害を被ったとして損害賠償を請求した。
大学修学能力試験を巡っては、2020年にもソウルの高校で試験終了のベルを約2分早く鳴らすミスがあり、裁判所は国に対し受験生1人当たり200万ウォンを支払うよう命じる判決を言い渡した。
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