李在鎔氏(資料写真)=(聯合ニュース)
李在鎔氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【北京聯合ニュース】中国が主催する国際会議「中国発展ハイレベルフォーラム」のため訪中しているサムスングループ経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長が28日(現地時間)、独BMWやメルセデス・ベンツ、米クアルコムの最高経営責任者(CEO)とともに北京で習近平国家主席との会合に出席した。

 会合は不動産不況や投資家心理、消費者心理の冷え込み、外国人投資の減少の渦中に置かれた中国が米トランプ政権の関税強化政策に直面する中で、外国企業との関係強化を目指して開かれた。

 中国は米国との関税戦争で報復関税や主要鉱物の輸出規制などで対抗しているが、同時に米国をはじめとする西側企業には投資誘致へ門戸を開く意思を強調し「友好メッセージ」を送っている。 

 李氏が中国発展ハイレベルフォーラムに出席したのは2年ぶり。今回のフォーラムには米アップルのティム・クックCEOをはじめ、米半導体メーカーのブロードコム、クアルコム、BMW、メルセデス・ベンツ、米製薬大手ファイザーなど世界的な企業の経営者が出席した。 

 李氏は22日に北京で顧客の小米科技(シャオミ)の自動車工場を視察したのに続き、24日には中国電気自動車大手の比亜迪(BYD)の本社を訪問するなど、フォーラムに合わせ、車載用電装事業の拡大のための活動を行った。


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