祖国革新党は28日、チョ前代表が26日に獄中で作成し、党に伝達した手紙を通じてこのように明らかにした。
チョ前代表は手紙で「(李代表に)無罪判決を下した控訴審裁判部に敬意を表する。李代表は検察の標的捜査と投網式起訴で途方もない苦痛に遭わなければならなかった。あれほどの苦痛を痛感する人は多くないだろう」と記した。
続いて「大統領選のライバルであり、野党代表として最有力の次期大統領候補である政治家を倒すためのユン・ソギョル(尹錫悦)政権の刃物使いは執拗で残忍だった。国民の力(与党)をはじめとする極右・守旧既得権勢力は検察と一体となって李代表を攻撃したり呪ったり、12月3日の内乱勢力は李代表を『収去』対象に上げた」と伝えた。
さらに「今回の控訴審判決で尹大統領罷免後の大統領選挙で李代表の『司法リスク』は消えた。今回の無罪判決が最高裁で覆されることもなく、他の『投網式起訴』で進行される裁判も1審判決が出るまでは長い時間がかかるからだ」と主張した。
特に、チョ前代表は「李代表の無罪判決を契機に『虚偽事実公表罪』は廃止されなければならない」と強調した。
チョ前代表は「政治的攻防は政治で解決されなければならず、刑法を通じて解決してはならない。(刑法を通じれば)政治と政治家の運命が一次的に検察の手にかかってしまう。そして、どんな裁判部に会うかによって決着がつく」とも記した。
また「キム・ソンフン大統領警護室次長に対する令状実質審査には1人の検事も出席させなかった検察が、李代表の事件には10人ほどの検事を法廷に送り出した。内乱が終息したら、必ず検察改革を果たさなければならない」と付け加えた。
なお、チョ前代表は昨年12月、(自身の)子どもの入試不正とチョンワデ(青瓦台)監察揉み消し疑惑などで懲役2年の刑が確定し、ソウル拘置所に収監されている。その後、可決数分類手続きを経て1月からはソウル南部刑務所で獄中生活をしている。
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