韓悳洙、大統領権限代行国務総理
韓悳洙、大統領権限代行国務総理
ハン・ドクス(韓悳洙)大統領権限代行国務総理は30日、キョンサンド(慶尚道)の山火事被害支援と米国発通商リスク対応などのための補正予算推進に関し「与野党と協議し、4月ごろにはこの予算が通過させる」と述べた。

韓代行はこの日、KBSのTV番組、特別生放送‘山火事被害共に勝ち抜こう’に出演し「この災難に対し、追加補正予算案を推進することに決めた」とこのように明らかにした。

韓代行は「今ある予算も積極的に投入するが、さらなる財源を確保し、自治体・中央政府・政界が協力して住宅問題、種子問題、農機械確保問題などで成果が安定的に確保できるようにする」と述べた。

これに先立ち、チェ・サンモク(崔相穆)経済副総理兼企画財政部長官はこの日の午後‘緊急懸案関連経済関係長官懇談会’で「政府は至急な懸案課題を解決するため、速やかに執行可能な事業だけを含む10兆ウォン(約1兆185億円)規模の『必須補正予算』を推進しようと思う」と明らかにした。

災難対策改編については「気候環境変化により災難の規模が非常に大きくなっている。最悪の場合を想定した対策、または克服策が出てこなければならない」と述べた。

さらに「環境部や山林庁のような機関が普段に備えた様々な対策がこのような大きな災難があった時には作動しにくいということを感じた。このような機関の行政自体も全面的に変えなければならない」と主張した。

韓代行は鎮火に努めた関係者たちに「劣悪な環境の中でも昼夜を問わず最善を尽くしてくださった。とても感動し、政府はもっと頑張らなければならないと思った」と述べた。

続いて「政府と政界がこのような立派な国民のために普段からもっと備えをしっかりし、より多くの努力を傾けなければならないと感じた」と付け加えた。
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