【ソウル14日聯合】韓日中を代表する作家らが一堂に会し、文学を通じた東アジア交流の活性化を話し合う第1回韓日中東アジア文学フォーラムが29日に開幕する。来月5日までソウルと京畿道・春川で開催され、3カ国を代表する作家50人余りが出席する予定だ。3カ国の作家・評論家と知識人が持続的かつ未来志向的な相互交流を行うことで、東アジアという地域的・文化的共同体の談論と概念を樹立することを目的とする。
 韓国からは評論家の柳宗鎬(ユ・ジョンホ)氏、崔元植(チェ・ウォンシク)氏、小説家の黄ソク暎(ファン・ソクヨン)氏、林哲佑(イム・チョルウ)氏、申京淑(シン・ギョンスク)氏らが発表に立つ。日本からは小説家で劇作家の井上ひさし氏、小説家の島田雅彦氏、平野啓一郎氏、綿矢りさ氏らが出席する。また、中国からは中国作家協会主席の小説家、鉄凝氏や作家の莫言氏、評論家の李敬沢氏らが参加予定だ。

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 出席者は「現代社会と文学の文明~東アジアと外部世界」を大テーマに11のセクションに分かれて文学フォーラムを進めるほか、漢江遊覧船での船上朗読会、作家交流の夜、読者との出会い、公演観覧・文化体験などをともに行う。10月3~5日には、春川で小説家・金裕貞(キム・ユジョン)の生誕100周年行事と連携したさまざまな交流プログラムが予定されている。

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