【ソウル22日聯合】生計型の事業者が多く利用する1トン以下小型トラックの燃料費負担を軽減するため、油類税の払い戻しが来月から施行される。
 国税庁は22日、こうした内容を盛り込んだ租税特例制限法が国会を通過したことを受け、条件を満たした小型トラックの燃料に付加される交通・エネルギー・環境税および個別消費税の払い戻しが来月から来年6月30日まで実施されると明らかにした。

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 対象は「ボンゴ」「リベロ」など最大積載量が1トン以下の小型トラック、排気量1000cc未満の「ラボ」「ダマス」など軽トラックで、貨物自動車運送事業に使用されない車両に限る。また該当車両を2台以上保有していても払い戻し対象は1台だけで、対象者は全国で約180万人と推定されている。

 ガソリンや軽油を購入する場合は1リットル当たり交通・エネルギー・環境税250ウォン(約23円)が、液化石油ガス(LPG)ブタンを購入する場合は1リットル当たり個別消費税147ウォンがそれぞれ払い戻される。来年6月30日までに受け取れる払い戻し金は最大10万ウォン。払い戻しを受ける場合は、該当車両の所有者が払い戻し用のクレジットカードを作り、同カードで燃料を購入する必要がある。クレジットカード会社は請求時に油類税を差し引き、その差額を国税庁から払い戻しされる仕組みだ。

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