ソン・ジェリムさんの遺作となった映画「暴落:事業に失敗した男」(以下「暴落」)がNetflix公開直後、「きょうの韓国映画視聴TOP10」で1位になった。「暴落」は23日からNetflixで公開されている。

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去る1月に韓国の映画館で公開されたこの映画は、50兆ウォンが無くなって全世界を揺るがした仮想通貨大暴落の実話をモチーフにした作品で、取り返しのつかない選択をすることになる青年実業家の物語。スタートアップ投資の裏側と、昼は株式・夜は仮想通貨で一攫千金の中毒になる青年たちの現実を描いている。

昨年、この世を去った故ソン・ジェリムさんは、MOMMYという名前の仮想通貨の開発者で「事業の天才」と呼ばれる主人公ヤン・ドヒョン役を演じた。強烈でありながら時宜性のある熱演を見せ、成功した青年実業家が瞬く間に没落していく過程を繊細にしっかりと表現した。

時事教養PD出身のヒョン・ヘリ監督がメガホンを取り、アン・ウヨン、ミン・ソンウク、ソ・ヒジョンらが共演した。

「暴落」は去る1月に劇場公開された当時は新作に押されて2万人ほどの観客を集めるにとどまった。しかしNetflix公開後、視聴TOP1位になりリベンジしたという反応だ。

特にこの映画は実際に韓国でも被害者を量産した仮想通貨ルナコイン事件をモチーフにしているだけに、監督が実際に当時被害者として経験したことを盛り込んでいるという。

故ソン・ジェリムさんの熱演にも関心が集まった。監督は故ソン・ジェリムさんについて「株式と仮想通貨について非常に詳しい知識を持っていた。企画段階からアイデアをたくさん出してくださって、とても温かい人」と故人を悼んだ。

ミン・ソンウクは故ソン・ジェリムさんについて「クールなイメージとは違って、演技に対してとても熱い人。最後のシーンの目の演技は本当にすごかった。彼の最高傑作だと思う。すごく会いたい」と偲んだ。


映画「暴落:事業に失敗した男」予告編第2弾
映画「暴落:事業に失敗した男」予告編第2弾




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