韓国・京畿道が外国人専用ツアーバス運行　テーマ別に６路線

【水原聯合ニュース】韓国・京畿道の主要観光地を巡る外国人観光客専用のツアーバス「ＥＧツアー」が１１月末まで運行される。京畿道と京畿観光公社が２６日までに伝えた。

　「気軽に楽しめる京畿道旅行（Ｅａｓｙ　ｔｏ　Ｅｎｊｏｙ　Ｇｙｅｏｎｇｇｉ」という意味が込められたＥＧツアーは２０１７年から運行されており、今年は▼水原・竜仁路線（伝統、韓流）▼抱川・加平路線（ヒーリング、体験）▼利川・驪州路線（歴史、体験）▼坡州路線（非武装地帯、平和）▼金浦路線（平和、グルメ）▼水原・華城・光明路線（海上、ホットプレース）――の六つの路線が運行される。

　水原・竜仁路線では韓国民俗村や水原華城などを回り、利川・驪州路線では世宗大王陵、南漢山城を訪れるほか、米どころとして知られる利川で昼食を食べることができる。

　水原・華城・光明路線では炭島港の海上ケーブルカーに乗り、ショッピングモールの水原スターフィールドや光明洞窟などを訪れる。

　６路線はいずれもソウル（弘大入口駅・南山芸場公営駐車場・東大門歴史文化公園駅）発着の日帰りツアーだ。

　料金は大人１人当たり６５ドル（約９３００円）～７７ドル。「トリップドットコム」などの主要旅行サイトで利用券を購入できる。

　京畿道の担当者は「ＥＧツアーは外国人観光客が京畿道をより簡単に楽しく旅行できるよう企画したコンテンツ」とし、今後も京畿道ならではの魅力を盛り込んだ観光商品を開発し、外国人観光客の誘致に努めると述べた。