ビットコイン、「強気相場が戻ってきた」...需要増加で楽観論・資金流入拡大

ビットコインが2ヶ月ぶりに9万5000ドルを回復すると、強気相場に突入する可能性があるという楽観的な見通しが続いている。

29日午前9時20分、コインマーケットキャップ基準ビットコイン価格は、前日同時間より1.46％下落した9万3541ドル（約1344万円）を記録した。

先週末、価格が上昇したビットコインは26日一時9万5404ドルを記録した。ビットコインが9万5000ドルを突破したのは、今年2月以来2ヶ月ぶりだ。その後、上昇分を一部戻し、9万3000～9万4000ドル台で取引されている。

ビットメックス創業者であるアーサー・ヘイズは、この日Xを通じて「強気相場が戻ってきた」とし、「ビットコインが7万4500ドルですでに底値を形成し、今後、通貨政策とドル価値下落の恩恵を受けるだろう」と分析した。

暗号資産分析会社のセンチメントは、「ビットコインが去る2月以降、初めて9万5000ドルを突破し、楽観論が急激に広がっている」とし、「ソーシャルネットワークサービス（SNS）で測定された投資心理を見ると、買い心理が売り心理を圧倒した投稿が昨年11月、ドナルド・トランプ米大統領当選後、最も大きな幅で増えた」と分析した。