「これはシンドロームと言うしかない」
キム・ミョンミン の最新ニュースまとめ
“カン・マエ効果”が圧倒的な強さを見せている。
カン・マエとはMBCドラマ『ベートーベン・ウィルス』(脚本:ホン・ジナ、演出:イ・ジェギュ)でキム・ミョンミンが演じている指揮者だ。
既にテレビドラマでは熱烈的な“ペイン”を大量発生させたのに続き、今回はCM、ファッション、音楽市場にまで影響力を及ぼしている。
“カン・マエ効果”を最初に実感できた分野はファッション界だ。LGファッションの紳士ブランド<マエストロ>が最近、市場に出した“カン・マエライン”が完売となった。
“カン・マエライン”は、キム・ミョンミンがドラマ『ベートーベン・ウィルス』で着ていた衣装の中から16種類を組み合わせたものだ。
LGファッションの関係者は21日、“カン・マエ効果”を具体的に数値で証明した。この関係者は「9月24日にお目見えした後、3週間で16種類の全てが取引されるという成功を収めた。シリーズの完売というのは、紳士服業界では極めて異例の快挙だ」と明らかにした。
続けて関係者は「ブレザーなど3着の衣装は特に人気で、注文まで受け付けている状況。その他の13着に関しても再生産の準備中だ」と述べた。
不景気の影響を直接的に受けるファッション界の特性上、“カン・マエ効果”は全体のマーケットシェアまで上昇させる要因となり得る。また、ある関係者は「正確な売り上げを公表することはできないが、業界1位との差を短期間で50%以上縮めるという結果を出した」と語った。
また、カン・マエ特有のシニカルな声はCM業界で“ブルーチップ”として人気上昇中だ。キム・ミョンミンの関係者は「“カン・マエトーン”でレコーディングしたラジオCMが良い反応を得ており、カン・マエの声とジェスチャーを使ったCM出演依頼が増えている。景気低迷にも関わらず、現在契約が検討されているCMは約5~6本ある」と明らかにした。
続いて、音楽をテーマにしたドラマの主人公らしく“カン・マエ効果”は音楽業界まで勢力を広めている。
アルバム販売量の集計サイトである<ハンターチャート>によると、『ベートーベン・ウィルス』と関連した2枚のOSTアルバムが映画『マンマ・ミーア!』に続き2、3位にランクインしたという。『ベートーベン・ウィルス』は通常のドラマOSTと共に、クラシックバージョンも別に販売されているのが特徴的だ。
ユニバーサルが出したクラシックバージョンは、2枚組というやや“重たい”構成で、かつ編成音盤であるにも関わらず、発売2週間で6,000枚を売り上げた。
また、キム・ミョンミンがカン・マエを演じるにあたって、参考にしたモデルは巨匠カラヤンであったという事実が公表された後、カラヤンのアルバムも新たに注目を集めている。
“カン・マエ効果”に加え、100周年という意味までプラスされて、音盤レーベルのソニーBMGは近々『カラヤンBest of Best』を発売予定だ。
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