韓国映画『妻が結婚した』、『美人図』、『霜花店』、『コウモリ』など型破りな露出…
女性の観客が減るのではという懸念まで…「俳優の露出だけに注目しないで」
公開を前にした映画が女優の露出や激しいベッドシーンで話題をさらい、期待感を仰いでいる。

ソン・イェジン の最新ニュースまとめ

最近、公開を前にした韓国映画のほとんどが、女優たちの型破りな露出で話題をさらっている。ソン・イェジン主演の『妻が結婚した』をはじめ、キム・ミンソンの『美人図』、ソン・ジヒョの『霜花店』、キム・オクビンの『コウモリ』など、公開を前にした映画の女優たちの露出に注目が集まっている。これらの映画は、今月末から11月、12月、来年上半期に公開される。

しかし、このような注目を受けるたび、制作会社は神経を使っている。俳優の露出やベッドシーンは映画の認知度を上げるものの、興行へは“毒”になるというのが制作側の悩みだ。ある映画関係者は「露出のために注目を浴びるが、女性の観客を呼び込めないため、興行にはむしろ悪影響を与えることがある」と説明している。

韓国映画『妻が結婚した』は、ソン・イェジンの過激な露出で熱い視線を浴びた。しかし制作関係者は「露出の水準が高かった別の映画に比べると、それほどでもない」とし、このような注目の仕方を抑えるよう努力している。映画広報も、露出やベッドシーンよりは、独特なテーマと愉快なロマンティックコメディに焦点を当て進行しているという。

朝鮮時代の画家シン・ユンボクを主人公とする『美人図』も、過激な露出とベッドシーンが描かれている。やはり露出やベッドシーンへの関心が高く、制作陣はすぐに作品の完成度を全面に強調し始めた。

チョン・ユンス監督(『美人図』監督)は「俳優らの露出のみに集中する視線が残念だ」、「絵を描くために、男性として生きなくてはならなかったシン・ユンボクの辛さを表現するためには、完成度を考える上でどうしても必要なシーンだった」と明かしている。

そんな中、12月に公開予定の『霜花店』は最近撮影を終えたが、編集などの作業を徹底した保安の中で行うことを決定した。シナリオなど情報の外部公開を抑えたこの映画は、主演のチュ・ジンモ、チョ・インソン、ソン・ジヒョのベッドシーンが『ラスト、コーション』を上回るものであると報道され関心が集まっていた。

『霜花店』の制作会社と配給会社もやはり、露出への注目度がプレッシャーとなるのが事実。関係者は「まだ編集など後半の作業が残っているため、どのような映像が上映されるかは誰にもわからない」と説明した。
Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0