韓国俳優イ・ワンが、映画『少年は泣かない』のため並々ならぬ努力を重ねた。

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イ・ワンは27日に開かれた韓国映画『少年は泣かない』(監督:ペ・ヒョンジュン)の記者懇談会で「50年代の少年を演じるため、ウェイトトレーニングを止めた」と明かした。

日本の小説『傷痕』を映画化した『少年は泣かない』は、1953年の朝鮮戦争以降、孤児となった2人の少年が非情な大人の世界で生き残る過程を描いた作品。

韓国ドラマ『黄金新婦』、『神の天秤』などで知られるソン・チャンウィが強く賢いテホ役を、“キム・テヒの弟”として有名なイ・ワンは喧嘩に強い短気なジョンドゥ役を演じる。

イ・ワン「劇中ジョンドゥを演じる上で、強がりのリーダー格ではなく大人らしい演技をした。食べられなかった時代ということで、体を鍛える代わりに有酸素運動で細い筋肉を作った。可愛らしい部分が表現できるよう努力した」と笑いをこぼした。

「今日映画を見て、ジョンドゥのキャラクターがよく表現できていた。満足している」というイ・ワンは、「クランクインの2~3か月前からアクションを学び、リアルなシーンのため準備した」と説明した。

メガホンを取ったペ・ヒョンジュン監督は「戦争後の極限的な状況を演出したかった」とし「戦争で生き残った人たちの間で、また生き残るために戦うという最も原初的な姿に視点を当てた」と演出意図を伝えた。
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