展示作品は、李王家美術館が1933~1945年に収集したもので、油絵33点、デッサン画2点、版画4点、パステル画1点。
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なかでも、日本を代表する洋画家、小磯良平の代表作で、ソファに腰掛ける着物姿の女性を描いた「日本髪の娘」(1935年)、日本新版画の巨匠、平塚運一が百済の都・扶余の定林寺五重石塔を見て制作した「百済旧都」(1939年)などが注目される。このほか、田辺至の「少女」(1935年)、和田三造の「風景」(1930年)なども展示される。
博物館関係者は、ほとんどが韓国の近代美術に大きな影響を与えた日本の代表作家らの作品で、作品の購入には朝鮮王朝最後の皇太子、李垠(イ・ウン)が関わっていたことから、李垠の趣向を垣間見ることができる場ともなると紹介した。
一方、国立中央博物館は展示期間中、「日本近代西洋画の鑑賞法」「キュレーターとの対話」などのイベントも行う。展示作品を中心にした図録も発刊する計画だ。
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