シン・ジエLPGA3勝目、来季正式デビューに期待

【ソウル24日聯合】女子プロゴルフのシン・ジエが、米女子ゴルフ（LPGA）本格進出を前に、その存在を強く印象付けた。
　LPGA今季最終戦のADT選手権は韓国時間24日、米フロリダ州ウエストパームビーチのトランプ・インターナショナルGC（パー72、6523ヤード）で最終ラウンドが行われ、シン・ジエが2アンダーの70で回り、7人の強豪選手を抑え優勝した。カリー・ウェブ（豪州）は1アンダー71と迫ったが2位に終わった。イ・ソンファはポーラ・クリーマー（米国）とともに2オーバー74打で合同3位。

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　出場選手32人のうち、最終ラウンドに駒を進めたのは8人。スコアをイーブンパーに戻して行われる最終ラウンドを、シン・ジエはベテランのウェブと同組で回った。途中、危機を迎えながらも落ち着いたプレーでウェブをかわしたシン・ジエは、2打差をつけ単独トップで迎えた最終18番ホールを余裕の2打で締めくくり、優勝賞金100万ドルを手にした。優勝を決めた後、「ことしは何度か優勝したが、この大会は本当に特別だった」と語った。

　シン・ジエはLPGA入会資格は得ているが、今季は非会員としてツアー参加している。これで全英女子オープン、ミズノクラシックに続き、メジャー3勝目。非会員選手が1シーズンで3勝を挙げたのはこれが初めてだ。危機にも揺るぎのない強い精神力とチャンスは逃さない豪胆さで、来季LPGAツアーでの華々しいデビューを予告してみせた。