チャン・ドンゴン、イ・ビョンホン、Rain(ピ)、チョン・ジヒョン、ダニエル・ヘニー。
彼らは全てアメリカの映画界へ進出し、話題を集めたスターたちだ。
チャン・ドンゴン の最新ニュースまとめ
映画撮影を終えてから、かなりの時間が経過しているが、いまだに国内ファンたちはスターたちがどんな姿で演技をしたのか、確認するスティール写真1枚を見るのも難しい。
彼らのアメリカ映画キャスティングは、発表から大々的であったし、芸能界の注目を集めながら多くのニュースに登場していた。
それにも関わらず、いざ映画撮影がスタートするとそれ以上の情報は出てこなくなった。そして公開を控えた時点では、みんなが約束をしたかのように映画に関する話をしなくなってしまった。
海外の舞台に進出することに対して、誰よりも話題が多いはずの彼らが“話のできない人”になった理由は、出演契約書のためである。
言葉通り“アメリカ進出”という甘い蜜を吸ったが、その代わり公開直前まで徹底的に秘密を守らなければならない。韓流スターたちは、大部分が映画制作社と協議しない状態でインタビューに応じることはできず、映画についても口にしてはならないという契約を結んでいるのだ。
アメリカで『ダンスする忍者の伝説』を撮影したカン・ジョンファは「配役や映画の内容に関して、口にしてはいけない条件がある。出国前のインタビューも映画会社へ媒体社のリストを送って事前協議をするなど、映画に関する保安が徹底していて驚いた」と語った。
『忍者暗殺者』で主役を演じたRainはニューアルバムを発表した後、MBCの人気芸能番組<黄金漁場-ヒザ打ち道士>に出演した際、映画会社と事前協議を行った。これは、番組の構成上、映画に関する質問が予想されたため、どこまで話して良いのか、発言を調節するためだった。
イ・ビョンホンが出演した大型アクション映画『G.I.ジョー』は、スターらしく一層難しかった。
6月に一部の韓国取材陣がこの映画の海外ロケ現場であるチェコ・プラハを訪問し、そこでイ・ビョンホンとインタビューの場を設けた。しかし、制作側が提示した事前約束のために、取材をしてから6か月が経過した現在まで、記者会見さえも行うことができない状況だ。決められた日まで、映画に関する情報を明らかにしないという約束があり、これによって発生した出来事だった。
『ランドリー・ ウォリアー』の主人公であるチャン・ドンゴンも今年3月に全ての撮影を終えたが、映画に関する言及は避けている。
この映画について国内外のファンたちの関心は高いが、女性主人公であるケイト・ボスワースと共に演技したスティール写真は1枚も公開されていない状態だ。
『エックスマン・ウルボリン』で重要な助演としてキャスティングされ、撮影を終えたダニエル・ヘニーは韓国へ帰国したが、やはり他のスターと立場は同じだ。
あるマネージメント関係者は「キャスティングから撮影、公開まで時間が長いが映画と俳優を広報することができず、もどかしい気持ちであるのは事実だ。最初はこのようなやり方に不慣れだったが、時間が掛かて全世界に映画を公開し、DVDを販売するという状況で、前もって映画の情報を与えてしまうのを避けるためだと説明され納得できた」と明らかにした。
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