キム・ヨナの広告収入、ことしは40億ウォン

【ソウル15日聯合】フィギュアスケート選手のキム・ヨナが広告に出演したメーカーの牛乳とパンで朝食を取り、キム・ヨナが着るトレーニングウェアと同じものを購入しジョギングを楽しむ。キム・ヨナと同じピアスを買うためジュエリーショップを訪れ、彼女が大会で使った音楽を聞きながら仕事場に向かう――。
　厳しい経済危機の中でも、キム・ヨナを起用したマーケティングは企業の財布のひもを緩めさせている。フィギュアスケートのグランプリ（GP）ファイナルが14日に閉幕したが、大会前には「キム・ヨナマーケティング」の効果は絶頂に達した。メーンスポンサーも国民銀行とナイキに続き、現代自動車が新たに加わった。

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　広告契約を結んでいる企業は毎日乳業、LG生活健康、アイビークラブ、プロクター・アンド・ギャンブル（P＆G）など。キム・ヨナと関連のある商品を販売するライセンス契約を結んだ企業もベーカリーチェーンのトゥレジュール、ジュエリーブランドのJ．ESTINA、ユニバーサルミュージックの3社に上る。このほか、スポーツトト（スポーツ振興くじ）とは肖像権契約を結んでいる。年内に契約満了となる3Mネクスケア、LG電子、年初に契約が満了したロッテ七星まで合わせると、ことしだけで13～14社がキム・ヨナと契約したことになる。特に、単発ではなく2010年バンクーバー冬季五輪までの起用を希望する企業も増えている。

　正確な集計結果は明らかになっていないが、キム・ヨナのスポンサー契約や広告出演による収入は35億～40億ウォン（約2億3400万～2億7000万円）に上るといわれる。昨年の20億ウォンと比べると1年で倍近く増えた。最近のキム・ヨナの広告出演料が6億～7億ウォンまで跳ね上がったことを考慮すると、来年はことしよりさらに収入が増えると予想される。本格的に「キム・ヨナマーケティング」が展開された昨年からの累計売上高は100億ウォン台に達する見通しだ。