【ソウル2日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は2日午前、青瓦台(大統領府)で就任後初の新年国政演説を行い、執権2年目を迎えるに当たり国政運営の方向を提示する。
 李大統領は約20分間の演説を通じ、前代未聞の経済難局克服と、危機を機会に変えるための政府の政策方向を説明し、国民に団結と苦痛の分かち合いを呼びかける予定だ。また、上半期に国内外経済が最悪の状況を迎える可能性があることを懸念しながら、庶民・中産層と新貧困層の保護に向けた福祉対策の策定など、民生をおろそかにしないという意志を明示すると伝えられた。

イ・ヨン の最新ニュースまとめ

 このほか、政治、経済、社会、外交安保など分野別の国政運営方向とともに、中長期ビジョンとして国家競争力強化と未来への準備に向けた改革に拍車をかける計画も強調する計画だ。

 李大統領は同日午後、韓昇洙(ハン・スンス)首相、大法院(最高裁判所に相当)の李容勲(イ・ヨンフン)院長、憲法裁判所の李康国(イ・ガングク)所長、中央選挙管理委員会の高鉉哲(コ・ヒョンチョル)委員長をはじめ各政府官庁の次官級以上幹部、経済5団体長らを青瓦台に招き、新年あいさつの会を開く。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0