フィギュアスケートの4大陸選手権は4日、カナダ・バンクーバーのパシフィック・コロシアムで女子ショートプログラム(SP)を行い、キム・ヨナが72.24点を獲得し、トップに立った。キムは2007年3月の世界選手権で自身が出したSP世界最高得点(71.96点)を塗り替えた。
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演技を終えたキムは「昨シーズンより全体的に点数が高かったようだ。グランプリファイナルでもミスをしたが、65.94点が出た。ミスさえなければ70点を超えられると思っていたが、最高点が出るとは思わなかった」と笑顔を見せた。過去2シーズンは2月ごろ故障していたため、今季は特にコンディションに気を配ったという。「来年の冬季五輪開催地のバンクーバーで最高得点を更新できてうれしい。この気分のままでフリーまで行きたい」と意欲を示した。
最高得点を予感した瞬間はいつかとの質問には、「演技中はいつミスをするか分からないので、最後まで緊張を解くことはできなかった。そのようなことを考える余裕もなかった」と答えた。会場のリンクが国際企画より狭いことには「競技前には狭いと感じたが、米国やカナダでの競技経験が多いため大きな影響はなかった」と語った。冬季五輪が開かれるリンクだけに緊張したが、いつもと同じ気持ちで演技に臨んだという。
ライバルの浅田真央については、「周囲はいつも浅田と比較するが、特別に誰か特定の選手を気にしたくはない。常にそうだったように、自分自身に集中していたい」と淡々と答えた。
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