日本の犬童一心監督が韓国で新作映画を撮影する。映画業界が9日に明らかにしたところによると、犬童監督は新作『ゼロの焦点』の撮影を今月26日から5日間、京畿道・富川市の富川ファンタスティック・スタジオで行う計画だ。同スタジオには、1900年代半ばの韓国の街の風景が再現されており、これまでドラマ『野人時代』、映画『下流人生~愛こそすべて~』などの撮影が行われている。
犬童監督は『ジョゼと虎と魚たち』『メゾン・ド・ヒミコ』『グーグーだって猫である』などの作品が国内で次々ヒットしており、韓国でもなじみ深い日本人映画監督だ。

ゼロ の最新ニュースまとめ

新作『ゼロの焦点』は、松本清張の代表作を映画化した1961年の同名映画のリメーク。昭和の街並みを再現できるロケ地を探していた制作陣が、富川ファンタスティック・スタジオを見出し、映画の雰囲気と一致すると判断し撮影地に決定した。韓国での撮影には、中谷美紀が参加する。

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