在日3世歌手JONTE 韓国進出に意欲

在日韓国人3世の歌手JONTE（ジョンテ）が、韓国進出への夢を打ち明けた。
　東京・メルパルクホールで1日に行われたチェ・ドンハのファンミーティングにゲスト出演したJONTEを楽屋に訪ねると、汗を拭きながらにこやかに韓国語で出迎えてくれた。日本生まれだが、韓国の歴史と文化に常に興味を持ってきたというJONTEは「すぐに韓国で活動した。言葉も学んで韓国の歌を歌うのが夢」と語った。

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　昨年10月には、ソウルで行われたキム・ボムスのコンサートに2日間ゲスト出演した。緊張というより興奮したといい、「楽しかった。自分が韓国人だということを改めて確認できて有意義だった」と振り返った。

　日本の人気グループ＜EXILE＞の新メンバーオーディションで最終審査まで残ったという経歴を持つ。韓国で活動するためには、落選したことも「ソロ歌手として自由に韓国を行き来しながら活動するチャンスができたのだから、むしろよかった」と話す。このオーディションを機に、2007年にミニアルバム『JONTE　is…』を日本、韓国、香港、台湾で同時にリリースしデビューした。

　自らを「韓国人気質を受け継いで」勝負欲があると分析する。キム・ボムス、パク・ヒョシンのようなバラードを中心にR＆Bも歌いたいし、演技にも挑戦してみたい。最終的には、日韓で活躍する格闘家の秋山成勲よりも大きな人気を得たいと、強い意欲を示した。