イム・テフン投手、WBC韓国代表に緊急合流

【東京4日聯合ニュース】第2回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）韓国代表のキム・インシク監督は4日、前日に東京ドームで行なわれた巨人との強化試合で不振だったファン・ドゥソン（ヒーローズ）をエントリーから外し、イム・テフン（斗山）を急きょ呼び寄せた。斗山のキャンプ地、大分でトレーニング中のイムは早ければ同日中にも代表チームに合流する。
　キム監督は1日、東京到着後に「体調の良くない投手が2人いる」と話していたが、ファンがそのうちの1人とされている。ファンは巨人との強化試合で先発のユン・ソクミン（起亜）に続き3回に登板。6球連続ボールと制球力不足が露呈した。

キム・インシク の最新ニュースまとめ

　キム監督はファンに代わる投手として、速球と落差の大きいカーブが武器のイムを選んだ。イムは1月に発表された1次登録メンバーにはエントリーされなかったが、晴れて韓国代表の一員となった。

　韓国野球委員会（KBO）関係者は、選手の入れ替えはWBCの規定に従ったもので、5日からは負傷者が出た場合、1次登録選手45人の中から選手を交替しなければならないと説明した。