【ソウル12日聯合ニュース】政府は12日、企画財政部の李庸傑(イ・ヨンゴル)第2次官の主宰で予算執行特別点検団会議を開き、予算の早期執行実績と点検策を論議した。
 2月末までの執行実績は予算257兆7000億ウォン(約16兆5802億円)のうち60兆ウォンで、当初計画していた46兆7000億ウォンを上回った。年間予算執行進度率は23.3%。

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 内訳を見ると、金融市場安定に向け3兆8000億ウォンが執行された。各金融機関を通じ21兆8000億ウォン相当の信用供給を行い、低所得層の生計・医療給与など民生安定部門に5兆9000億ウォンを支援した。雇用創出および訓練・研修に1兆2000億ウォン、社会インフラ事業に11兆ウォンをそれぞれ投入し、いずれも執行率は当初の計画を超えた。中小企業製品の購入には14兆8000億ウォンを支援した。

 また、政府は緊急入札制度を積極的に活用し、通常70~90日かかる契約期間を21.1~34.6日に短縮した。このため先月末までの契約金額は前年比170.4%増加し、緊急入札額は2兆5000億ウォンと、459.9%増えた。先月末現在の契約総額17兆6000億ウォンのうち、4兆9000億ウォンが前金として支払われ、前年同月比512.5%急増した。国庫補助金も前年の2倍にあたる7兆6000億ウォンが交付された。企画財政部は各種の補助指標を作成し、執行実績と現場実績に差が出ないよう点検する予定だ。

 一方、追加補正予算と関連し、李次官は「政府は追加補正予算案を今月末に国会に提出し、来月国会で審議を受けることになる」とし、早ければ5月から執行されることを望んでいると述べた。


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