エピックハイ=(聯合ニュース)
エピックハイ=(聯合ニュース)
前所属事務所から独立した韓国3人組ヒップホップグループの<Epik High(エピックハイ)>が、ファンとの直接取り引きの形でアルバムを流通させる。<Epik High>は“アーティストポータルサイト”の概念のウェブサイトを21日に開設し、ここで27日リリースのブックアルバム『魂:MAP the Soul』を発売する。
すでに海外では有名歌手が個人運営のサイトで楽曲をファンに供給しているが、規模の小さい韓国音楽市場では、収益とプロモーション面で損害を甘んじて受けるしかない。CDを発売するたびに10万枚以上の売り上げを記録してきた<Epik High>にとっても冒険となる。

EPIK HIGH の最新ニュースまとめ

メンバーのDJトゥーカッツは18日、聯合ニュースの電話取材に対し「典型的な流通と販売網ならばプレミアムがつくことは避けられず、アルバムの販売価格が上がる。今回は本とCDのセットで価格が高いため、消費者の負担を減らそうと新たな方法を探った」と説明した。

作品については、本のテーマは“創作”だと紹介。アルバム制作のスタートから完成までを段階ごとに記録したほか、数編のエッセイやフォト、ノートなどを通じ、創作的な<Epik High>がインスピレーションを形にしていくプロセスを盛り込んだと説明した。また、収録曲は世界中の音楽ファンと交流できるよう、韓国語と英語で歌った。洗練された詩的な歌詞をヒップホップのサウンドで丁寧に混ぜ合わせた。本もハングルと英語で制作した。

<Epik High>はアーティストポータルサイトの概念について、従来のオフィシャルサイトのようなプロモーションやイメージ用ではなく、フォトダイアリー、ビデオブログ、ネットショッピングモールなどの幅広いサービスを提供し、歌手とファンが直接結ばれる場にしたと説明した。


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