世界選手権キム・ヨナ調整順調、休息取り英気養う

【ロサンゼルス23日聯合ニュース】フィギュアスケートの世界選手権開幕を翌日に控え、キム・ヨナは韓国時間24日、2日目の練習を終えコンディション調整に向けた休息に入った。ロサンゼルスのステープルズ・センター補助リンクで練習したキムは「きょうまではカナダにいるときのように一生懸命練習し、25日は休むことにした」と語った。1日早く米国に着いたため、体を休める考えだ。
　キムは先月の四大陸選手権大会後、十分に休めないままカナダ・トロントに入り、今大会の準備を進めた。韓国人初の世界選手権大会優勝という目標のため、緊張を緩めずにきた。このため、十分に休むことが競技力を引き上げるとの判断を下した。キムは「よく寝てよく休む。休息後も競技までは4日もあり疲れが溜たる可能性はあるので、特別に何かをやるより休むことが重要だ」と話した。ウエート・トレーニングやストレッチは通常通り行う。

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　一方、ブライアン・オーサー・コーチは「体の状態もよく、深刻な負傷もない。確かなのは、キム・ヨナがすべての準備を終えたということだ」と、金メダルの可能性を楽観した。優勝の可能性について予測は難しいとしながらも、調整はうまくいっているとし、今回は優勝に向けた良いチャンスだと述べた。

　2010年バンクーバー冬季五輪を控えるなかでキムが感じるプレッシャーについては、雰囲気が高まりプレッシャーになる可能性もあるが、毎日こうした雰囲気を感じることがむしろ良いかもしれないと語った。