＜WBC＞李大統領が青瓦台に招待「実によく戦った」

【ソウル26日聯合ニュース】第2回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で準優勝を果たした韓国代表が26日、李明博（イ・ミョンバク）大統領から青瓦台（大統領府）での昼食会に招かれた。李大統領は日本との決勝終了直後にキム・インシク監督に電話をかけ、帰国すれば青瓦台に招待すると約束していた。
　キム監督らコーチ陣と選手を迎えた李大統領は、終始にこやかな表情で一人一人と握手を交わしながら健闘をたたえた。試合中に負傷した選手に具合を尋ねたり、廊下に飾られた試合写真に写った選手を見つけては呼びかけるなどした。

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　昼食会にあたってのあいさつでは、「皆さんは実に良く戦ったと言いたい。キム監督は決勝延長戦での悔しさのために眠れなかったと言い、選手も残念だろうが、5000万の国民は残念というより良く戦ったと考えている」とねぎらった。ほかの国に比べ韓国野球は劣悪な条件で4強入りも大変厳しかったとしながら、「優勝に負けない値打ちがある準優勝。劣悪な条件に打ち勝つ精神は国家のための、国を愛する心」と賞賛を繰り返した。また、WBC期間中、韓国の活躍は経済危機に苦しむ国民にとって大きな慰めとなり、一生懸命に粘り強く、力を合わせれば困難を克服できるという自信を植え付けてくれたと述べた。

　続いて、ポン・ジュングン投手が李大統領にユニフォームとジャンパー、帽子をプレゼントした。また、キム監督と選手らは所感を述べると同時に韓国野球の発展に向けた提案も伝えた。