企画財政部の李庸傑(イ・ヨンゴル)第2次官は定例会見で、今回の予算編成指針は危機以降にチャンスを先占すること、財政健全性を確保することを重点目標に整えたと説明。どこに重点を置くかは来年の経済見通しにかかっており、7~8月ごろに見当がつくはずだと伝えた。
まず、来年には研究・開発(R&D)拡大、サービス産業の先進化を通じた良質な雇用創出を積極的にサポートし、グリーン成長、新成長エンジン、地域発展対策など未来成長エンジン拡充に向けた財政投資を持続的に拡大する。成長潜在力を高めるため、R&D財政投資を2012年までにことしの1.5倍に拡大する計画だ。
4大河川整備事業など、すでに発表された国策課題に対する投資は予定通り支援されるほか、流通構造を改善し農産物価格の安定を図り農食品の輸出を拡大する。飲み水供給支援の拡大や差別化された観光コンテンツ開発も促進される。
歳出の構造調整も本格的に進められる。成果管理を強化するとともに成果の低い事業は縮小・廃止し、あらゆる財政事業が原点から全面再検討される。新規事業は歳出構造調整と財源対策を整えた後に進めることにした。福祉などの各種財政事業は伝達システムを改善し浪費と漏れを防ぐ。
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