(左から)チング(ポカ・吉井慎一)、八田靖史氏
(左から)チング(ポカ・吉井慎一)、八田靖史氏
去る5月23日、新宿職安通り韓流ショップ<ナビコリア>にて、日韓で活動を展開する吉本興業のお笑いコンビ<チング>とコリアン・フード・コラムニスト八田靖史氏によるトークショー<第19回八田りチングのチンチャトーク>が行われた。

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<八田りチングのチンチャトーク>は、<チング>と八田氏が韓国について語るトークイベントで、これまで東京のみならず、地方や韓国・ソウルでも開催されている。1か月に1度のペースで行われ、ゲストなどを招きながら韓国を面白く紹介していく“韓流ファン”を中心に大好評のイベントだ。

19回目を迎えた今回は、<チング>の吉井慎一が韓国人の前で“笑いをつかむ”韓国語を伝授。「ハングンマル チャラシネヨ(韓国語お上手ですね)」と韓国人に向かって言うことや、「ヨクシ ハングンヨジャ イェッポヨ(さすが韓国の女性はキレイですね)」と女性を褒めたあと「イルボンサラミエヨ?(日本人ですか)」ともう1度聞いてしまうことなど、多少勇気のいる会話術を紹介した。これらは韓国で行う漫才でも使用するフレーズだという。また、大の仲良しだというアイドルグループ<SS501>のキュジョンとのエピソードも公開。“お祝いソング”を歌う席で、なぜかAIの『Story』をセレクトしたというキュジョンの“天然ぶり”を話し、会場を沸かせた。

一方、<チング>のポカは、毎日書きとどめているというポエムを披露。シャウエッセン(ウィンナーソーセージ)が大好物だというポカは、「殻を破る、今俺は破る、サナギから大人になる、殻を破る瞬間って気持ちいいんだろうな、パリパリって、パリパリパリって、シャウエッセン」など“ポカ・ワールド”満載のポエムを発表し会場は大爆笑。相方からは「芸人辞めて詩人にでもなれ」と突っ込まれるほどだった。

また、八田氏は、新橋にあるオススメの韓国料理店<和牛炭火焼肉・韓国健美料理古々時(ココジ)…>を紹介、滋賀県産近江牛を使ったユッケジャン(牛肉の辛いスープ)を格安で食べられることを強調し、コリアン・フード・コラムニストとしての力量を発揮した。

さらに、観客から“韓流ドラマ・映画でグッと来た一言”にまつわるアンケートを実施し、『冬のソナタ』でチェ・ジウ演じるユジンが語る「私の心をあなたが持っていった」や、映画『タイフーン』にちなんだエピソードなどが公開された。

そこで吉井慎一が、映画『友へ チング』からチャン・ドンゴンのせりふを紹介、「マイムッタ アイガ(標準語:ペブルダ/意味:おなかいっぱい)」という韓国の方言で、吉井がよく使用するフレーズだそうだ。このフレーズも韓国人の前で“笑い”がとれるとのこと。

終始、観客の耳を引き付け、あっという間に1時間半が終了。韓国通の3人が言語や料理などをコント形式に展開する熱いトークショーとなった。

一方、<チング>はMnetの新番組<韓~料理バトル>(7 月12日放送スタート)にてMCを務めることが決定しており、現在一般参加者をMnetのホームページにて募集している。
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