追慕式のようす=26日、ソウル(聯合ニュース)
追慕式のようす=26日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル26日聯合ニュース】独立運動家、金九(キム・グ)の60周忌を迎えた26日、ソウル・竜山の白凡記念館で追慕式が開催された。金炯オ(キム・ヒョンオ)国会議長をはじめとする国会議員、権泰信(クォン・テシン)国務総理室長、金楊(キム・ヤン)国家報勲処長、光復会員や独立有功者団体長、李寿成(イ・スソン)元首相、西江大学の朴弘(パク・ホン)理事長ら政界・学界関係者、遺族、市民ら500人余りが参加した。
 李明博(イ・ミョンバク)大統領も追慕の言葉を寄せ、青瓦台(大統領府)の姜允求(カン・ユンギュ)社会政策首席秘書官が代読した。
 李大統領は「北朝鮮は言葉では『わが民族同士』と主張しながら、実際には核兵器やミサイルで同じ民族を脅かしており、世界平和と安全にも支障となっている」と述べた。国内では理念対立と政治社会対立が極端化し、苦労して成し遂げた自由民主主義の基本秩序さえ脅かされる現象は消えていないと指摘した。国が苦境にあるときに力を合わせ賢く克服した誇らしい伝統があると強調し「今日、この席が金九先生の志を受け継ぎ、国民和合と民族統一の道を深く考え、実践する契機となることを願う」と述べた。

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