こうした報告書が発刊されるのは、国内では初めて。海外ではトヨタ、フォルクスワーゲン、ベンツなどグローバルメーカーが自社を代表するエコカーの環境報告書を作成している。
現代自は報告書を通じ、国内初の量産型ハイブリッド自動車「アバンテLPiハイブリッド」の環境優秀性とともに、プラグインハイブリッド車、水素燃料電池車など、エコカー開発成果と今後の計画を公開した。
特に、「アバンテLPiハイブリッド」の運行段階だけではなく、生産、廃車の全過程での環境成果を取り上げ、製品の二酸化炭素排出量を算出する「カーボンフットプリント」(製造から廃棄までの全過程で発生する温室効果ガスの総量)を基準に、エコロジー性を評価した。
「アバンテLPiハイブリッド」は、植物から抽出したバイオプラスチックを一部部品に適用し、走行段階でも1キロメートル走行での二酸化炭素排出量99グラムを実現し、同級ガソリンモデルに比べ36%程度を削減した。また、「アバンテ」従来モデルより空気抵抗を10.3%減らし燃費を改善、低炭素クリーン燃料の液化石油ガス(LPG)を燃料に使用し、エコロジー性を高めた。
現代自は、気候変動とエネルギー問題で自動車商品競争力に急浮上している環境性に対する顧客コミュニケーションを強化すると同時に、今後発売されるエコカー製品についても環境報告書を発刊していく計画だ。
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