キャンベル次官補は韓国側カウンターパートである外交通商部の李容濬(イ・ヨンジュン)次官補だけでなく、6カ国協議韓国首席代表の魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長にも会う。韓米同盟をはじめとする両国懸案や、国連安全保障理事会による対北朝鮮制裁決議の効果的な履行策、今後の交渉局面を想定した協議などを行うとみられる。また、柳明桓(ユ・ミョンファン)長官を表敬訪問するほか、青瓦台(大統領府)の金星煥(キム・ソンファン)外交安保首席秘書官ら政府外交安保ライン高官の訪問も推進しているもようだ。
外交当局者は、キャンベル次官補の歴訪は各国担当者との顔合わせの意味で、相手の話を聞き自分の考えを整理するものだと説明した。この歴訪により、北朝鮮に対する制裁局面が交渉局面に転換するなどの変化はないとの見方を示した。
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