コメディー映画に初挑戦！若きイケメン大統領を演じるチャン・ドンゴン

京畿道坡州市ヘイリのオープンセットで20日、チャン・ジン監督の新作映画『グッドモーニング・プレジデント』の撮影現場が公開された。
　
作品は、若くハンサムな最年少大統領チャ・ジウク（チャ・ドンゴン）、退任を6か月後に控え宝くじに当選する大統領キム・ジョンホ（イ・スンジェ）、法務部長官と野党代表を歴任し、史上初の女性大統領となるハン・ギョンジャ（コ・ドゥシム）という3人の大統領が登場し、彼らの人間的な姿に政治的風刺も込めたコメディー映画だ。2005年の『タイフーン』以来、4年ぶりに韓国映画に出演するチャン・ドンゴンが、チャ・ジウクを演じる。

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これまで陰うつで哀れな役が多かったが、初めて挑戦するコメディー映画で、かつてない役を演じることになった、というチャン・ドンゴン。「『タイフーン』の次は温かく静かな感動がある作品に出演したいと話してきたが、その願いもかない、自分に必要なこととやりたいことが一致した」と語った。
　
プライベートでチャン監督に会う席があり、作品に関する話を聞き、新鮮でおもしろいと思い、「脚本が完成したら真っ先に見せてほしい」と頼んだ。これまで演じてきた、硬く、型にはまったキャラクターから脱し、監督といろいろなせりふや表現を作っていく作業がおもしろいという。
　
演じたチャ・ジウクは憲政史上最年少の大統領ということで、オバマ米大統領を連想する人も多いようだが、「若いということ以外は共通点はない」と説明する。大統領の典型的で権威的な姿ではなく人間的な姿に焦点を合わせているため、楽しく見てもらえる作品だと紹介した。
　
撮影するなかで、大統領は己を犠牲にし奉仕しなければならない大変な職業だと実感しているというチャン・ドンゴン。もし大統領に選ばれたとしても「やりたくない。地球上で俳優が1番良い職業だと思う。ずっと長く、この職業で生きていけたら」と語った。
　
韓国映画『グッドモーニング・プレジデント』は年内公開の予定。