S.E.S
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音盤企画会社との葛藤、メンバー間の不仲が原因
<H.O.T>は5年、<S.E.S>も5年、<Sechs Kies(ジェクスキス)>は3年…

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東方神起>の3メンバーが3日、所属事務所<SMエンターテインメント>を相手に専属契約内容の不当性を主張し、グループ存続に危機が生じている。そんな中、韓国アイドルグループの短い寿命に関心が集まっている。

2004年にデビューした<東方神起>はアジアを代表するグループに成長したが、結成5年にしてグループ存続の危機に陥った。

このような例は以前にも多くあった。1996年にデビューした<H.O.T>は2001年、1997年にデビューした<Sechs Kies>は2000年、同じく1997年にデビューした<S.E.S>は2002年にグループを解散し、それぞれがソロとして活動をはじめた。1998年にデビューした<SHINHWA(シンファ/神話)>が唯一10年以上解散せずにいるが、現在は各メンバーの事務所が異なり一部メンバーは兵役中のため、ほとんどがソロで活動中だ。

K-POP界ではアイドルグループの寿命が短いが、企画会社との葛藤やメンバー間の不仲が最大の原因と言われている。

企画会社とグループの葛藤は主に専属契約期間と報酬配分の問題だ。アイドルグループの場合、青少年期から長期に渡る練習期間を経てデビューすることが多いため、専属契約期間が長い。その上、人気グループとして成長を遂げた場合は、企画会社が収益配分などにおいて不当な待遇をしていることが多いのだ。

それに加え、メンバー間の性格の不一致、音楽性の違い、収益配分の不釣合いなどによる不仲も無視は出来ない。

人気アイドルグループを輩出したある企画会社理事は「1998年にデビューし4年後に解散した男女混成グループ<S#arp(シャープ)>も、メンバー間の不仲が解散の原因になったことはあまりにも有名だ」とし「メンバーが音楽的に成長するにつれ、音楽の方向性も違ってくる。さらに、特定メンバーの人気独占なども挙げられる」と話した。

続けて「特に最近ではグループのメンバーが個別に活動する場面も多く、人気の高い特定メンバーのみCMやドラマに出演を果たし、残りのメンバーとの収益格差が広がることが不仲の原因となる」と付け加えた。

このような傾向に、最近のアイドルは自身の未来を心配するものが多い。
人気アイドルグループのあるメンバーは「正直、ソロでデビューしても、グループ時代のような人気を保つ先輩はほとんどいない」とし「ソロになった際の音楽性や演技者転身について真剣に考えなければ、ひとり立ちしたときの急激な人気減少による脱力感が大きくなるだろう」と話した。

また、別の人気グループメンバーは「アイドルグループは5年以上の存続は難しいと思っている」とし「1日に3~4時間の睡眠しかとれない忙しいスケジュールを我慢することも、“あの時が最も幸せな時代だった”と思う日が来るかもしれないという感覚が既に頭の中にあるためだ。そうマインドコントロールしている」と説明した。

既に解散した男性アイドルグループのメンバーは「アイドルグループ時代、企画会社が望む音楽、活動を何も考えずに消化した」とし「当時は社会生活を早く始めたと思っていたが、いざ解散し思い起こしてみると、世間知らずで、ただ放送活動のみに一生懸命だったと気づいた」と吐露した。
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